考えるほど神秘的!?「ベイツ型擬態」と「ミュラー型擬態」について考えてみた!

本件の内容は生物学に対しての専門家ではない一般人の見解が含まれています。もしも間違っている内容があればぜひお知らせください。


はじめに

以前Twitter上にて以下のような内容をお教えいただきました。


(教えていただいた@anzulunaさん、ありがとうございます!)

この件について、自分の考えた内容とWebでの情報と照らし合わせて、生物の擬態・進化について個人的に解説をしたいと思います。

一般的な生存戦略

主に虫などに多く発現しますが、一般的には「擬態」や「毒を持つ」などの生存戦略があります。
「擬態」の生存戦略だとコノハガとかナナフシとかが特徴的ですね。
とても神秘的です。

擬態や毒を持つ進化を何故するのか

これは個人的に考えてみたところ、かなり筋道通った内容をおもいつく事が出来たのでここに書きたいと思います。
生物の進化は突然変異が深く関係しているのは皆さんご存知のことかと思いますが、擬態や毒を持つ種もこの進化によって生まれたものです。

生物が擬態するように進化すると、結局多くの個体が捕食者に認識されず食べられないため、新たな進化なども薄れて結局毒などの進化もされにくくなります。
なので擬態できる種は無毒なものも多いと考えます。

また、逆に生物が毒を持つように進化した場合は、最初のうちは捕食者に認識され食べられてしまいます。
ここでなぜ毒を持つ種が派手な色をしているのかを考えてみたところ、自分の中で以下のような仮説が生まれました。(間違っていたらごめんなさい)

陳腐な見た目をしている個体は捕食者の記憶に残らず、結局捕食者の仲間にも伝播されないため、そのまま食べられ続け個体数が減少する。それに対して突然変異で見た目が派手になった個体は一度は捕食されど次から覚えてもらいやすいため「コイツはアブないぞ」みたいな記憶が伝播され結局食べられにくく個体数が増加する。


こんな仮説です。
結構筋通ってるんではないでしょうか。

このように進化もしますが、他の進化の仕方もあります。
今回は「ベイツ型擬態」と「ミュラー型擬態」について紹介したいと思います。

ベイツ型擬態について

簡単に言うと、無毒なのにも関わらず有毒種のように派手な見た目をする擬態のことです。
当然有毒種の警告色を捕食者は食べたがらないのでわざわざ毒を身につける必要のないこの擬態方法はとても理にかなっています。

なぜこのような擬態方法が生まれたのか

これも個人的な仮説ですが、理由の見当がつきます。
まず、有毒種が浸透し、捕食者の間で「この色してるやつ食うのやめようぜ」みたいなムードが広がったころです。
突如、有毒種から突然変異として「毒がないけど派手ないろ」のやつが爆誕しました。
当然捕食者はコイツラを色で認識し食べようとしません。
そこで、運良く無毒のやつが生き残ってその遺伝子が受け継がれていって繁殖した、と考えました。
この仮説だとベイツ型擬態は有毒種が存在しない限り存在出来ないことになりますね。
当たり前といえば当たり前ですが。

ミュラー型擬態について

ミュラー型擬態は簡単に言うと、異なる種間で同じような見た目、警告色になり、捕食者に捕食されないようにする擬態方法です。
一般的な擬態や有毒種、ベイツ型擬態などは一個体で完結して進化しているような印象ですが、ミュラー型擬態については奇妙ですよね。
だって種が違うのに同じように進化するのですから。何か収斂進化と似たような感じです。
これについてもTwitterにてある人が教えてくれました。



言語を持たない種間でも無意識的な意識共有が行われるという仮説があることは驚きでした。
ですが、この仮説が正しいと仮定すると、不思議なことにも納得が行きます。
これはミュラー型擬態に限らず、例えば人間でも宗教や死生観の大まかな一致などが当てはまりますよね。
めっちゃ不思議でわくわくしました。

おわりに

ベイツ型擬態やミュラー型擬態を例に上げて生物についてアウトプットしてみました。
私はまだ中学生ですが、このような生物についてこれから学べるのがとても楽しみです。
また、「人類はどこから来て、どこへ行くのか」などの本や、様々な社会生物学の本も本で見たいなと思ったりしました。
また読んだらレビュー記事を上げるのでそれまでぜひ待っていてください!
(本を読むのが苦手なので少し時間がかかるかもしれません汗)

最新の投稿

スポンサーリンク

kstdx
中学生。自称エンジニア。見せられる程度のデザイン力はあるかなと自負しています。現在Twitterが凍結されている。おかねほしい。