国会議員の「不逮捕特権」はなぜ必要なのか?その意味についてど素人が解説

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はじめに

みなさんは国会議員には不逮捕特権というものがあることについてご存知でしょうか。
ちなみに不逮捕特権というのは語弊を恐れず簡単にいうと、原則国会議員は会期中に逮捕できないというような内容です。

みなさんはこの特権について文面からどう感じましたか?

「なんでそんな権限があるんだ」とか、「不公平だ」とか、「上流階級が優遇されている」とか思った人も少なくないと思います。

実際Yahoo知恵袋ではそのような質問が出ています。
確かに、これだけ見ると不逮捕特権というのは政治家を守るための悪法のようにも思えますが、ちゃんと意味があるんですね。

今回、自分はこのような問題の意味について考え、結論を出してみました。

なぜ存在するのか

この不逮捕特権の存在意義を知るためには三権分立まで遡る必要があります。

中学か小学校で習いましたかね?この三権分立というのは、司法(裁判所等)・行政(内閣等)・立法(議会等)の三つに権力を分散させ、いわゆる独裁のような形を取らせないようにするためのものです。

例えば例で言うと、容疑者を逮捕するとき、裁判所(司法)が令状を発行し、警察(行政)が実際に逮捕を行うわけです。

この際、行政は司法から令状を発行されないと動けませんし、司法は立法に基づいて令状を発行しないといけませんし、立法はおかしな動きをした場合解散権に基づいて行政に解散させられる→歯止めをされるリスクがあります。
よってこのように、三つの権力が三すくみになっているわけです。

では、ここでもう一度不逮捕特権について考えてみましょう。

例えば、行政と司法が裏で繋がっていると言うことを想定してみます。
この二つの権限は連携して動くため、司法が令状を発行し、行政が逮捕という動きを見せることができるわけです。

では例えば国会(立法)で、行政や司法に都合の悪い法律を制定しようとする議員がいたとしましょう。
そういう時に今さっきのような連携をすると…?そう。簡単に逮捕が可能なわけです。
つまり、行政・司法が連携することによって結局権力が集中してしまい、意味がなくなってしまうわけです。

ここで出てくるのが不逮捕特権です。
国会議員がどんな法律を制定しようとしても、不当に逮捕される心配を限りなくゼロにしよう、というのがこの権限の真の理由だと考えます。
確かに、ガーシー氏など近年はこの特権を悪用しようと考える方々もいるにはいらっしゃるようですが、もしこの不逮捕特権をなくしてしまうと日本の基盤である、モンテスキューの「三権分立」の考え方は機能しなくなってしまうことになります。

おわりに

どうでしたでしょうか。
自分なりに説明ができたと思います。
日本はあくまで民主主義であり、権力を集中させるのはあまりよろしくありません。
人は権力を持つとどんなに優しくとも人格が変化してしまうものですので、こういう三権分立のような縛り方はとても理にかなっていますよね。

もしかしたら、ネットで一部情報を見た人たちが「不逮捕特権いらなくね〜」なんて話している場面に出くわすかもしれませんが、そういう場合は一度相手を肯定し、この論を説明してあげましょう。
国家の仕組みというのは、長く存在するだけにそこらのネット民(自分含む)が持ち寄せた論で敵うことは少ないです。

こういう法律の問題がネットで拡散されている場合はまず拡散する前に斜に構えて見ましょう。
それでは次の記事でお会いしましょう。

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kstdx
中学生。自称エンジニア。見せられる程度のデザイン力はあるかなと自負しています。現在Twitterが凍結されている。おかねほしい。